リハビリテーション医療の将来像

こんにちは

前回のBlogから少し時間が経ってしまいましたが

一昨日書こうと思っていたことのふたつめです



2010年2月20日(土)

藤田保健衛生大学七栗リハビリテーションセミナー

に参加してきました

正直なところこのセミナーには行こうかどうか非常に悩みましたが…

というのも「将来への道標」のメンバーは誰も行かないor行けないとのこと…

当日の朝まで「行こうかな…行かんとこうかな…」という状態…

ここで思い出したのが…

そうです

前回のBlogに書いたようなことです

茂木健一郎先生の「迷っている時ほど、すぐにやる」
(引用;『脳を活かす生活術』)

という言葉も思い出しました

そして七栗リハビリテーションセミナーに行ってきました

こういう時にやっぱり行動して良かったなと思うんですね

津まで行ってきた価値がありました



今回の七栗リハビリテーションセミナー

ゲストはリハビリテーション界では非常に高名な先生

初台リハビリテーション病院石川誠先生でした

テーマは「リハビリテーション医療の将来像」

リハビリテーション医療の将来像

石川誠先生は冒頭「昨今暗いリハビリテーション界ですが」

とおっしゃったのが印象的でした

しかしそれ以上に印象的だったのがその直後

「リハビリテーションには非常に光が満ち溢れています」

という言葉でした

ある意味嬉しかったというか正直なところ少し安心した部分もありました

そして今回のセミナーではその具体像を提示しましょうとのことでした



具体的な話に移りますと…

○まずこれまでにもどこかの講演会か何かで見たことのある

 「G7諸国の病床あたり職員数の国際比較」が出てきて

 国際標準から見た日本の医療の現実を知らされました

 病床数は多いにも関わらずそれに対する医師や看護師の数がべらぼうに少なく

 それは急性期における平均在院日数の延長という影響を生んでいます

 それだけでなく最も重要と思われる患者さまの尊厳保持も

 危険にさらされている現状であることが分かりました

○ではこれから日本の医療はどのような方向に向かえばイイのか

 患者さまの寝たきりを予防し在宅生活の維持を促進する必要あり

 そのためにはいわゆる機能分化が重要であるとのお話

 急性期と回復期と維持期それぞれのリハビリテーションが

 それぞれのキーを握っているようです

○そして我々働くものとしては非常に重要な診療報酬について

 私が理解できたことは非常に少ないのですがひとつ言えることは

 運動器リハの早期リハ加算の算定割合が非常に低い

 要するに運動器リハは早期にやっておらず後回しにする傾向にある

 ということでした

○診療報酬の変遷を長期的に見ると

 1992~2002年のいわゆる「リハバブルの10年」という時代は

 もう戻ってこないとか

○急性期リハとしては今後PT・OT・STのみならずNsの人員増加が必要であるが

 急性期の多くを担っている公立病院は総定員法によって増員は困難

 人員の問題と同時にNsの意識改革として

 Nsの早期リハへの理解と参加が必要だそうです

○急性期だけでなくその後の回復期以降の受け皿も重要で

 地域医療連携に伴って充実しつつあるもののさらなる発展が必要

 また回復期リハ病床の増加かつ均等化が必要

 回復期リハ病床は増える傾向にあるため

 急性期病院や患者・家族に選ばれる回復期リハを築く必要に迫られるため

 より高い質が問われるようになるとのことです

○今回の「2010年 診療報酬改訂」については

 「なかなか手厚い改訂内容となったと思います」と石川先生

 私もそのように思いました

○今後回復期リハは看護や介護と連携して

 さらに質のよい回復期リハとする必要があるとのこと

 そのためにも「回復期リハ病棟のケア:10項目宣言」といったものを

 宣言のみで終わらせるのではなく実行に移す

 また入院患者の重症度に対応した人員配置をする

 さらには回復期リハと言うなら患者1人1日あたりの単位数を

 せめて4~6単位へ…できれば9単位へ増やす

 そういったことが必要になってくるということでした

○回復期の後の慢性期においては

 全体的な介護・介護予防サービスの拡充

 特に訪問リハや短時間通所リハの普及と充実

 それらの慢性期のリハを在宅ケア支援と共に提供していく

 1日の中で特に大変なモーニングケアとイブニングケアを支援するためには

 通常の勤務時間・勤務形態では厳しいので

 フル稼働でサポートできる施設が必要なようです

 その代表例として24時間体制で総合的な在宅ケアを行っているのが

 「医療法人財団 新誠会 在宅総合ケアセンター元浅草

 石川誠先生が立ち上げた施設のひとつだそうです

 しばらく赤字続きで大変だったようですが昨年初めて黒字を計上したようで

 このような施設が増えてくると慢性期や維持期におけるフォローまで行き届く

 このような施設の整備するということは回復期リハを有する病院の使命でもある

 そのようにおっしゃっていました



最後に石川誠先生は

「リハビリありきのリハビリ前置主義が切に望まれます」

「もっと社会的に貢献できるリハビリテーションを提供する必要があります」

とおっしゃっていました

さらに

やれば光は見えてきます!
 やらないと意味がないですね


ともおっしゃっていました

これもやはり

 行動

ですね



最後の最後に

「真相報道バンキシャ」において元陸上日本代表選手の朝原宣治選手が

スノーボードの國母選手の件について一言コメントしていまして

私も同じようなことを思ったので書き留めておきたいと思います

朝原選手は

「自分で自分の環境を整えるということもアスリートとして重要ですよね
 自分が損するじゃないですか」

とおっしゃっていました

私もその通りだと思います
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いい!!!

細かい説明に心から感謝します。

石川先生曰く、

リハビリテーションには光が満ち溢れているとのこと。

今まで悪い印象が強かったので、何か嬉しい気持ちと頑張ろうという気持ちの半々です。


運動器リハが下がった背景にそんなことが…。

先ほども言ったけど、知識を共有してくれて本当に感謝です。

今の自分の行動は本を読んでます!!!

2冊目!

No title

おー
まじで行ったんだ!!

すごい

今度伝達講習してほしいなー

世界は広い!

自分の知らない世界を教えてくれてありがとう!

こういった先生の話をきくと、経済と言うか世界と言うか、もっと広い視点や背景を知ることの大事さを痛感するよね。

また、色々教えてください!!
プロフィール

Yu Takada

Author:Yu Takada
高田 勇です!

常に自分を更新し!
器の大きな人間に!

尊敬する人!
石川遼選手にしても…
茂木健一郎先生にしても…
我が未来像の先生にしても…
カッコいい!

素晴らしいPTになることを
誓います!!

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